天神中央公園の花見、有料区画を設定

　福岡市中央区の天神中央公園で、今期から桜並木そばに期間限定の有料区画を設けることになった。有料になるのは、今年から始まる「桜まつり」期間中の3月22日～4月8日の午前10時から午後10時まで。約50本の桜並木がある公園の東側に、約20人が使える27区画を整備した。その事務手数料として1区画2時間500円を徴収する。

　この件について管理する福岡県は「今回は花見を楽しむ人のためにもグレードアップを考え、その原資を一部の区間を有料とし、徴収することにしました」としている。たとえば、業務改善も行い、今までの予約方法を一新。事務局に並んで記帳するアナログ方式からネット予約のデジタル方法へ。また、夜間のライトアップもブルー基調のライトを新調し、かつ、提灯も購入予定である。期間中は10店舗の夜店がならび飲食もできるように手配され、4月1日と8日の日曜日の昼には野点（のだて）の開催を予定するなど、花見を楽しんでいただくように創意工夫を行う。

　「より良い花見会場とするためには有料化のご理解をお願いしたい」と管理事務所。グレードアップされた天神中央公園に足を運んでみてはいかがだろうか。

【道山　憲一】