2024年04月17日( 水 )

年休取得や定時退社などの働き方改革を推進、福岡県が今秋キャンペーン

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 福岡県では今秋、企業などにおける年休取得や定時退社を促す「FUKUOKA・よかばい・かえるばい」キャンペーンを実施する。同キャンペーンは、年休取得を「よかばい」、定時退社を「かえるばい」など、県内の各企業が自ら働き方を見直す取り組みを宣言し、それを実行に移していくというもの。キャンペーン期間は、今年9月から11月にかけてで、9月に福岡市内で開催を予定している「働き方改革推進大会」をキックオフイベントとしている。
 キャンペーンへの参加企業は、7月ごろから県のHPなどで県内500社を目標に募集し、9~11月の期間中における各社の目標達成度合いに応じて、成果を出した優良企業を表彰する。また、参加企業のなかでもとくに特徴的な取り組みをしている企業については、県が開設する「働き方改革ポータルサイト」で紹介する予定となっている。
 なお県では、今年2月19日に公表した「平成30年度当初予算」で、企業における働き方改革を推進する関連予算として、約1,880万円を盛り込んでいる。

 また、今回のキャンペーンに先駆けて、県では3月末に「働き方改革ガイドブック」を発行。ガイドブックには、拓新産業(株)(福岡市早良区)や(株)OZ Company(福岡市中央区)など、働き方改革に力を入れている県内企業10社の紹介や、働き方改革に関する県内の対応窓口や国の助成金などの紹介が掲載される。

 

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