2024年04月25日( 木 )

ついに3号線・博多バイパスが全線開通!~渋滞解消や安全性向上に期待の声

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 福岡市東区の国道3号線「博多バイパス」(下原~二又瀬、総延長7.72km、全線6車線)が17日、事業着手から半世紀の時を経て、ついに全線開通した。同日午後4時から、最終区間(下原中央交差点~多々良中西交差点、3.28km)の通行が可能となった。

 同日午前10時から開催された開通式には、地元政治家や地元町内会関係者、工事関係者などが出席した。式典では、九州地方整備局の増田博行局長や高島宗一郎福岡市長を始め、松山政司・一億総活躍担当大臣、野田国義・参議院国土交通委員長、井上貴博衆議院議員などが登壇。「半世紀の時をかけて、多くの皆さまのご尽力で今回の開通に至りました。今後の福岡市のさらなる発展につながることと思います」(高島市長)、「ICT舗装工事などの先端的な技術による、ストック効果の高い道路の開通により、今後の渋滞緩和などに絶大な効果を発揮するでしょう」(松山大臣)、「物流および人流の陸・海・空をつなぐための、今後の福岡市の発展に欠かせないバイパスです」(野田議員)など、それぞれ挨拶や祝辞を述べた。
 また、ビデオレターで「東区のまちが、ますます元気になることを期待しています」「交通の円滑と渋滞解消に期待」「買い物や通勤が便利になります」「これからは安心して通学できるようになるのが嬉しい」――などの地域の声が紹介された。
 その後、地元・香椎高校の吹奏楽部による演奏や、博多幼稚園の園児たちによる可愛らしいダンスなどが披露された後、くす玉開き、およびテープカットが行われ、ついに博多バイパスが開通した。

博多バイパス開通式典の様子

好天に恵まれ、博多バイパス全線開通となった

【坂田 憲治】

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