2024年04月23日( 火 )

「森友で安倍政権に幕引き」と反グローバリズムシンポ

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 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は3月30日に自身が出演したラジオ番組について紹介した3月30日付の記事を紹介する。


3月30日、ラジオニッポン「マット安川のずばり勝負」に出演。アベノミクスについての話が中心で、この番組へは2回目の出演になる。
その後、衆議院第一議員会館多目的ホールにおいて、オールジャパン学習会「もういい加減にしろ!安倍政権-壊憲・国民投票制度・もりかけ・働かせ方改悪-」が開催された。

第1部のテーマは、
「『森友問題に幕引き』でなく『森友問題で安倍政権に幕引き』だ」
である。時価10億円の国有地が200万円で払い下げられた問題を不問にしてよいわけがない。しかし、安倍政権はこの国有地払い下げを「法令に則った適正な払い下げ」であるとの主張を押し通そうとしている。
「国有地不正払い下げ」が森友事案の核心である。この核心部分について安倍政権は不正がなかったこととして中央突破を図ろうとしているのだ。こんな不正を許してよいわけがない。
この国有地払い下げが不正であることを明確にしたうえで、安倍首相夫妻の関与を明確にする。
安倍首相は関与があれば総理も議員も辞めると国会で明言したのだから、この言葉を最大限に尊重することが何よりも大事だ。
問題を明らかにするためには、どうしても安倍昭恵氏の国会証人喚問が必要だ。野党陣営には、安倍昭恵氏の証人喚問を必ず実現するよう、毅然とした行動を求めなければならない。

第2部では「壊憲問題と国民投票制度」について、2人のすばらしい講師から講演をいただいた。弁護士の伊藤真氏からは「憲法改正問題の論点整理」の演題で、この問題の主要な論点についてお話を賜った。
その後で、博報堂で勤務した経験をもつ作家の本間龍氏から「巨大広告代理店と憲法改正国民投票」の演題でご講演を賜った。


オールジャパン平和と共生では、4月19日(木)の午後5時半から7時半の予定で、衆議院第二議員会館多目的会議室で「アベノミクスの総括と新しい経済政策の提案」をテーマに学習会を開催する予定である。

さらに、6月6日(水)午後4時半より、憲政記念館講堂で、「愛・夢・希望の市民政権樹立へ!オールジャパン総決起集会」を開催する予定である。
改めて告知をする予定だが、ぜひ参加賜りたいと思う。

※記事全文は3月30日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」第2006回「グローバリズムは私たちを幸せにするか?」で。


▼関連リンク
・植草一秀の『知られざる真実』

 

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