2024年04月25日( 木 )

新年度入りの日経平均株価~前日比▲65.72円の2万1,388円58銭

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 新年度入りした2日午前の東京市場で日経平均株価は続伸した。始値は売りが先行して下落して始まったが、その後持ち直し、前場の終値は前月末比+107円71銭の2万1,562円01銭。

 しかし後場に入ると続落し、結局終値は前日比▲65円72銭の2万1,388円58銭で取引を終えた。昨年4月3日(月)は前日比+73円97銭の1万8,983円23銭とプラスでスタートしたが、今年はマイナスでのスタートとなった。出来高は872,060千株と薄商いだった。ドル円相場は106円30銭台。

 その流れを受けて九州地銀8行(含むFG・FH)も全銘柄がマイナスとなった。とくに目につくのはふくおかFGで前日比▲19円の554円(騰落率▲3.3%)。次が大分銀行で前日比▲80円の3,845円(騰落率▲2.0%)。続けて宮崎銀行は前日比▲55円の3,250円(騰落率▲1.7%)。九州FGは前日比▲7円の519円(騰落率▲1.3%)だった。

 中国国務院(政府)はアメリカの鉄鋼・アルミ製品の関税引き上げの対抗措置として1日、米国産の豚肉やワインなど計128品目に最大25%の関税を上乗せすると発表し、2日から実施したが、その後の展開も気になるところだ。

 新年度の日経平均株価はマイナスでのスタートとなったが、明日以降、日経平均株価および九州地銀の株価はどのような値動きをするのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

※クリックで拡大

※クリックで拡大

 

関連記事