RIZAP、J1湘南ベルマーレの経営権取得　2020年までにタイトル獲得狙う

　RIZAP（株）（本社：東京都新宿区、瀬戸健社長）は6日取締役会を開き、J1湘南ベルマーレのメインスポンサーである（株）三栄建築設計（本社：東京都杉並区、小池信三社長）と新たに合弁会社「（株）メルディア RIZAP 湘南スポーツパートナーズ」を立ち上げ、同社を通じ湘南ベルマーレの第三者割当増資を引き受け、同社に出資する。（株）湘南ベルマーレはRIZAPの孫会社となる。

　合弁会社は4月9日に設立される。15日に行われる湘南ベルマーレの株主総会を経て、4月24日に湘南ベルマーレへの出資が実行される見込み。

　RIZAPは「具体的な成果目標」として、
（1）2020年までに、タイトルを獲得（J1 リーグ、天皇杯、ルヴァンカップのいずれか）
（2）2020年までに、スタジアム収容率 No.1へ（多くの試合で満員のスタジアムを実現）
　の2点を掲げている。
　近年は実力はありながらエレベータークラブという立場に甘んじていた湘南だが、強力なスポンサーを得て一気に強豪クラブへの道を駆け上がるのだろうか。

【深水　央】