北九州市 下水管18kmを緊急点検へ 門司区道路陥没事故受け
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北橋健治北九州市長は12日、3月27日に同市門司区清見一丁目で発生した道路陥没事故について、地下に布設されたコンクリート製下水道管の硫化水素区による腐食が原因だと推測。4月中旬以降、同様のリスクがある延長線上の下水管18kmを対象に、目視による緊急点検を実施するとした。費用は約1,000万円。
今回、腐食により損傷した下水道管は、1977年に布設された口径600ミリのコンクリート管。腐食の原因は特定されていないが、状況などから硫化水素による腐食損傷だと推測されている。
陥没の発生は3月27日午後1時50分ごろ。陥没箇所は、黒川白野江東本町線(片側2車線)の本村歩道橋下で、長さ4m、幅2m、高さ2mの範囲に及んだ。通行中だったトレーラー運転手が軽症を負ったほか、車両損傷の被害があった。
同市は、3車線を通行止めにし、復旧作業に着手。同径のコンクリート管がすぐに手配できなかったため、水道用のダクタイル鋳鉄管15mを布設。既設管の継ぎ目からの漏水防止などのため、SPR工法による管内ライニングを施した。
【大石 恭正】
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