2024年04月25日( 木 )

異色の芸術家・中島淳一氏~NYにおける活動報告

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 福岡市内にアトリエを構え、絵画や演劇など幅広い芸術活動を行う中島淳一氏(劇団エーテル主宰)。2017年秋からニューヨークを活動拠点として加え、個展や演劇活動を行っている。今回の個展の開催場所はニューヨーク(以下、NY)、チェルシー――。期間は5月31日から6月13日(現地時間)まで開催する。

 その中島淳一氏が、個展のオープニングセレモニーや街並みの様子をメールで送ってきてくれた。紹介しよう。

5月31日

個展のオープニングセレモニー

個展のオープニングセレモニー

 個展はニューヨーク、チェルシーのOnishi Galleryで開催しています。午後6時に開場したGalleryは人が増え始め、100人を超える人々がオープニングセレモニーにきてくれました。

 さらには、美術評論家のインタビューを受け、『今までにない豪華で美しい霊的な絵画である。1点1点が完成された作品でありながら、作品同士が共鳴し、ギャラリーの空間のなかで調和している不思議な絵画。時空間に咲いた花のように観る人の心を魅了し、しばし自らの人生を省みたくなる作品だ』という評価をいただきました。

 

6月2日

NYの街を歩く中島淳一氏

NYの街を歩く中島淳一氏

 「NYパーク街にあるメットライフ・ビルそばのストリートフェアに行きましたら、沖縄からバンドがきていました。メットライフがスポンサーだということでした。この日は暑さのため、日系人ライオンズクラブのかき氷販売店には長蛇の列ができていました」

 「私は、スタバに入ってアイスラテで涼をとり、その後、地下鉄に乗りタイムスクエア経由でブルックリンへ。市場を散策ししていると、すでに午後8時半。みんな店じまいを始めたので、やむなく、メキシコ料理の店に入りました客は全員メキシコ人でコロナビールを飲んで陽気に騒いでおりました。

 ブルックリンというよりテキサスの田舎町にいるような感じで、若い頃、留学していたBaylor大学のあるWacoの町を思い出しました。硬いステーキサンドウィッチをハイネケンで流し込み、また地下鉄を使いタイムスクエアまで戻り、8th Avenue 55th Streetまでぶらぶら歩き、オーガニックのスーパーで買い物をしてアパートに帰りました」


 NYにおいて着実に知名度を浸透させつつある中島淳一氏。6月6日(水)午後6時(現地時間)から一人芝居も行われる。場所はNYの49 W. 45th St.、 11th Fl. のNY日系人会館 一般$40、日系人会会員・学生$30(飲み物、軽食込み)である。中島淳一氏のこれからの活躍は順次紹介していく予定だ。

【道山 憲一】

 

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