2024年04月25日( 木 )

【特報】自民党の悪質ヤジ男・穴見陽一議員、ジョイフルから大量献金~ジョイフルでの飲食代が政治資金へ

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 衆院厚生労働委員会におけるがん患者へのヤジ問題で批判を浴びている、自民党の穴見陽一議員(大分1区選出)。参考人のがん患者に対して「いい加減にしろ」などとヤジる恥知らずな行為に加え、自身のHPに掲載した「謝罪文」もあまりにも不適切な内容で、議員としての適格性を問われる事態となっている。

 穴見議員は、大分市に本店を置く「(株)ジョイフル」創業者の長男。ジョイフルは全国でファミリーレストランを展開する業界大手で、穴見議員は同社相談役としても名を連ねている。既報では、穴見議員の地元で「親のすねかじり」「父親がいなければ何もできない男」と呼ばれていることを紹介した。この散々な評判が決して誇張ではなく、数字として裏付ける資料があることがわかった。

 添付した画像は、自民党大分県第一選挙区支部が大分県選挙管理委員会に提出した、2016(平成28)年分の政治資金収支報告書。同報告書によると、この年に同支部が集めた政治資金は約1億6,000万円。このうち、穴見議員の一族および関連企業の役員から約7,150万円、ジョイフルとその関連企業から少なくとも約5,900万円が寄付されている。

 つまり、ジョイフルで払った飲食代の一部が「悪質ヤジ男」に渡っていることになるが、この事実を知ってなおジョイフルを利用する消費者はいるだろうか。

 穴見議員は総裁派閥の名門・清和会所属。しかし最近の清和会は、豊田真由子衆院議員(離党)、稲田朋美元防衛相、萩生田光一元官房副長官、そしてなによりも安倍首相本人の数々の疑惑など、不祥事の巣窟ともいえる惨憺たる有様だ。穴見氏も晴れて「魔の清和会」リスト入りしたわけだが、どうにもぬぐい切れない小者感こそ、この親のすねが大好きな議員の本質である。

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