投資セミナーに「被害者の会」発足の動き　

　データ・マックスは、Click Holdings（株）（半沢龍之介代表）による「Be Gaming Stationプロジェクト」（以下、BGSプロジェクト）についての連載（【経済事件簿】投資セミナーに利用されたのか 中間市とBGS プロジェクト（1））をしてきた。

　同社が展開するBGSプロジェクトは、昨年末まで個人向け投資セミナーを開催。セミナーで募った資金で、チェーンのない電動自転車「HONBIKE」事業など複数の事業を行い、そこで得た利益を仮想通貨で配当している。

　BGSプロジェクトについての記事を掲載後、「配当の仕方に問題がある」「明確な説明がない」など、編集部に多くの情報が寄せられた。また、「半沢氏が5名以上の弁護士とともに事業経過の説明をする」、「全国各地で行われてきた投資セミナーに関し、九州地区で被害者の会発足に向けた動きがある」といった情報も入ってきた。

　同社HPでは、代表を務める半沢氏が歌手「HANSUKE」としてCDデビューした楽曲の販売が好調であること、HONBIKEが雑誌で取り上げられたことなども掲載されている。

　「ゲーミング界の神」を自称する半沢氏は、自身が得意とするゲーム事業をあきらめたのか、そして、BGSプロジェクトは軌道に乗っているのか。データ・マックスでは、今後も取材を続けていく。

（つづく）
【特別取材班】

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