ピンチとチャンスは同じ顔、どうとらえるかは自分次第(後)
(有)二鶴堂
◆『博多ぽてと』の成功が同社の成長と経営バランスを確立
由紀子氏は00年9月、社長に就任した。 由紀子氏もまた、父である富市氏の血を受け継ぎ商品開発に注力している。1週1品を企画、月に3~4品として年30~40品を商品化する。
その中で、1品当たるか当たらないかの世界である。それでも取り組み続けた結果「博多の女」を凌ぐ商品の開発に成功した。それが人気を博している「博多ぽてと」である。
「博多ぽてと」は焼き芋ペーストを使ったスィートポテトで、日々売り上げを伸ばしており、売上高においては「博多の女」を上回るようになった。
「『博多の女』に依存した経営を守り続けることは、実質的に経営の後退を意味する。自らが開発した『博多ぽてと』の成功は同社の成長と経営バランスを確たるものとしている
」と由紀子社長は述べる。
現在の二鶴堂は「博多の女」、「博多ぽてと」、「博多生チョコケーキ、大上位栗饅頭、季節商品など」の3分野のお土産品の構成で経営されている。売上高は15億円を超え、今後景気が回復し、仕事や旅行などでの人の動きが活発化すればするほど、同社の売上高は確実に伸長する。
創業者精神を現社長は受け継ぎ、取引先や顧客の満足をはかるべく経営を行い、また率先して商品開発を行っている。同社長は、経営に対しては日々研鑽であると謙虚であるが、行動力を兼ね備えた経営者であり、本年の新製品や経営数値も楽しみである。
<写真>
上段:「博多ぽてと」
下段:「博多生チョコケーキ」




