2024年04月19日( 金 )

人生の通過儀礼に唯一無二の彩りを

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 福岡で冠婚葬祭などのセレモニー事業を手がける(株)ラックは、1967年の設立から50周年を迎えるにあたって10月10日、結婚式場として人気の高い「RITZ5(リッツファイブ)」で創立50周年記念式典を開催した。

手作りのセレモニー

会場には多くの人が足を運んだ

 記念式典は、同社の未来を担う入社1~2年目の若手たちによるハンドベル演奏が披露されたほか、冠婚葬祭互助会システムなどを提供する(株)メモリード(総本部:長崎県西彼杵郡)の代表取締役社長・吉田茂視氏から祝辞が述べられるなど、冒頭から華々しい幕開けとなった。

 同社の代表取締役社長・柴山文夫氏は「50周年記念式典はぜひとも手づくりで仕上げたいと考え、今日まで社員一同で取り組んでまいりました。本日、多くの方に囲まれて、50年目の節目を迎えられること、非常に嬉しく思います」と謝辞を述べた。

そんなバカなとなるほど』を実践

 柴山代表が念頭に置いているビジネスコンセプトは『そんなバカなとなるほど』だ。これは、成功している企業を研究するなかで、ある共通点に気付いた結果、生まれたものだという。その共通点とは、経営の仕方が一見したところ非常識と思える―「そんなバカな」と思わず言ってしまいそうになるものが多いということだ。しかし、「そんなバカな」と思えるようなことを実践している経営者や社員から実際に話を聞いてみると、意外にも「なるほど」と納得できてしまう。バカなと思えるが、理屈は通っている。この2つの特徴を兼ね備えたサービスを提供できる企業が、大きな成功を掴む可能性を持つ企業であると柴山代表は考え、以来、同社の競争戦略ポイントとして重要視している。

 同社が掲げるキーワードは、「Be daring(勇気を持って)」「Be first(誰よりも先に)」「Be different(人と違ったことをする)」。この3つのキーワードは、『そんなバカなとなるほど』と合わさることで、リッツファイブやパルスファイブの「おもてなしのウエディング」、西日本典礼・大分典礼の「新しいお葬式」の新しい展開につながっていく。

 同社が100周年目を迎えるとき、セレモニーの在り方がどのように変化しているのか、楽しみにしたい。

【代 源太朗】

<COMPANY INFORMATION>
代 表:柴山 文夫
所在地:福岡市博多区東比恵3-14-25
設 立:1967年12月
資本金:6,575万円
TEL:092-473-0101
URL:http://www.j-lac.com

 

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