民事再生法適用申請　負債総額約340億円

　同社は６月23日福岡地裁に民事再生の手続き開始を申請、27日に財産保全命令を受けた。申請代理人は鬼塚恒弁護士（萬年総合法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-33、電話092-751-5006）ほか4名。監督委員は中山栄治弁護士（不二法律事務所、福岡市中央区薬院1-16-20、電話092-712-2305）。負債総額は現在精査中であるが約340億円が見込まれる。
　同社は1987年設立のｺﾞﾙﾌ場経営会社で、90年５月にゴルフ場はオープン。バブル期に開発されただけに、ヘリポート設置やホテルなど贅沢な造りで有名であった。女子プロオープン「フンドーキンレディース」が定期開催されるなどゴルフ場の評価、知名度ともに高いものを持っていた。
　しかし、景気低迷に加え維持費用などの固定費も重くのしかかり、また預託金償還問題も抱えていた模様で自力再建を断念、今回の措置となった。

　※詳細は『ＩＢ』本誌参照。または福岡地区の方は092-262-3388（本社）、北九州地区の方は093-512-5644までお問い合わせ下さい