福岡市南区の宮竹中学校で25日、「ふれあい餅つき大会」が行なわれた。西日本最大の日本語学校、西日本国際教育学院の留学生たちも参加し、初めての餅つきを体験。日本の中学生との国際交流を楽しんだ。
この餅つき大会は、福岡市の国際交流指定校に認定されている宮竹中学校が、西日本国際教育学院に通う留学生たちを招き、毎年行なっている恒例行事。留学生に「餅つき」という日本の伝統文化に触れてもらい、そして、留学生と日本の子どもたちがお互いの触れ合いを通して国際理解を深めてもらおうというねらいで行なわれている。
餅つきには、部活動に所属している中学生180人と、PTAや先生、近所の地域住民の人を含めた大人が180人、ベトナムやインドネシアなどからきた留学生が16名と、総勢400人近い人たちが参加した。留学生たちは、初めての体験に興味津々。思いのほか重労働な餅つきに奮闘、まわりの中学生たちからは「がんばって~!」との声援や手拍子を受けていた。
同じ釜の飯を食う仲...とは言うが、同じウスでついたお餅を食べる体験。言葉や文化の違いを感じながらも、留学生たちと中学生たちは、心に残る貴重な経験ができたのではないだろうか。
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