福岡天神に2006年秋に完成したファッションビル「ヴィオロ」がある。この建物を所有する総合デベロッパーの東京建物はこのほど、特別目的会社(SPC)福岡リテールホールディングスが持つヴィオロの「信託受益権」を三井不動産系の不動産投資信託・フロンティア不動産投資法人に売却した。
信託受益権とは信託期間中に受益者が信託財産から生じる収益を受け取る権利、および信託期間が終了したときに、元本である財産を受け取る権利のことを指す。
売却は東京建物がヴィオロを含め大規模開発物件が価格低下で損失を招いたからというが、言い換えれば、デベロッパーがSCという開発物件の「価値向上」を成し遂げられなかったことでもある...(⇒つづきを読む)
◆住宅情報サイトはこちら >>
住宅情報サイトでは住宅に関する情報を一括閲覧できるようにしております。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら