23日、ソフトバンク(株)(本社:東京都港区、孫正義社長)は、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの本拠地「福岡ヤフージャパンドーム」(福岡市中央区)を所有するシンガポール政府投資公社(GIC)と、同球場を約870億円で買い取ることで合意、3月中に取得する。
ソフトバンクは2004年11月、ダイエーからホークス球団を総額約200億円で買収。05年から30年間にわたり、年間使用料約50億円という契約で同球場を利用していた。07年以降は米ファンドから施設を取得したGICに同額の年間使用料を払っていたが、改築の際に GIC の承認が要るなどで独自色を打ち出すための自由度に欠け、所有することが望ましいと判断したようだ。
買収額の約870億円は、GIC が同球場に近接する商業施設「ホークスタウン」を取得した際の費用(推定約1,000億円)や期間収入などを考慮して取り決めた。
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