24日、福岡市博多区のIPホテル福岡でIBC(情報ビジネスクラブ)が開催され、ディックスクロキの創業者で、現在はDipro(株)(福岡市中央区)を率いる黒木透氏が約1時間に渡って講演した。講演タイトルは『復活への道を前向きに歩く 民事再生600日を乗り切って』。
黒木氏は「このような公の場に立つのは、ディックスクロキが破たんしたときの記者会見以来で、3年ぶりだと思う。ひとつの区切りと思って、引き受けた」と話し、民事再生という苦難をいかにして乗り越えたかを、家族とのエピソードなどを交えて講演した。
福岡市から参加した40代の経営者からは「自分も過去に大きな困難があったが、なんとか乗り越えて来た。きょうの講演でさらに勇気がもらえた」という声が聞かれた。
IBC(情報ビジネスクラブ)は話題の人物による講演と、交流を目的とした交流会で、毎月第4木曜日にIPホテル福岡にて開催されている。次回予定は、6月28日。
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