蝶屋(株)
凋落一途
(株)原弘産
中国の不動産市況が今後の命運を握る
■製菓材料卸(福岡)/(株)鶴商店
売上不振 破産手続申請準備中 負債総額 約4,000万円
代 表 : 鶴 記久朗
所在地 : 福岡県久留米市津福今町205-8
設 立 : 2009年6月
資本金 : 100万円
売上高 : (11/5)1億2,651万円
6月1日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は武藤知之弁護士(武藤法律事務所、福岡県久留米市中央町33-6、電話:0942-39-5203)。負債総額は約4,000万円が見込まれる。
■建築工事(長崎)/グレイス・テクノ(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約2億8,000万円
代 表 : 鶴田 健治
所在地 : 長崎県東彼杵郡東彼杵町大音琴郷161-2
設 立 : 2007年3月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/3)5億3,960万円
弊誌2月16日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は6月1日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けていた。破産管財人は田中里美弁護士(田中里美法律事務所、福岡市中央区舞鶴3-2-4、電話:092-738-6011)。負債総額は約2億8,000万円。
■旅客自動車運送(長崎)/(有)丸井タクシー ほか1社
売上不振 破産手続申請準備中 負債総額 約3億円
代 表 : 筒井 秀充
所在地 : 長崎市小浦町4-4
設 立 : 1960年8月
資本金 : 300万円
売上高 : (11/3)約2億9,400万円
5月31日、同社および関連会社の(有)愛宕タクシーの2社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は山下誠弁護士(山下誠法律事務所、長崎市中町2-2、電話:095-821-3218)ほか1名。負債総額は同社が約2億円、愛宕タクシーが約1億円、2社合計で約3億円が見込まれる。
■建築資材製造(大分)/(株)ナカハシ
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億5,000万円
代 表 : 中橋 明彦
所在地 : 大分県国東市武蔵町成吉426
登記上 : 大分県国東市武蔵町成吉片峰512
設 立 : 1992年5月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (11/4)約1億円
5月22日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は衛藤祐樹弁護士(神戸えとう法律事務所、兵庫県神戸市中央区御幸通6-1-15、電話:078-414-7003)。負債総額は約1億5,000万円が見込まれる。
■照栄建設40周年記念特集
《トップインタビュー》
40年の業歴でノウハウを蓄積 丁寧な建物づくりを貫き来期100億を
照栄建設(株) 代表取締役社長 中村 悦治 氏
今年で設立40周年を迎える照栄建設(株)。農協(JA)を中心とした賃貸マンションで技術を蓄積し、今ではさまざまな建物を取り扱う福岡トップクラスの建設業者にまで地位を高めていった。同社の代表取締役社長の中村悦治氏に、社の歴史と現在を聞いた。
○遊休地の資産活用で賃貸マンションを
○蓄積してきた技術が資産
○地方都市リノベーションの困難性
■照栄建設40周年記念特集
《企業研究》
経済の荒波に乗り続けて技術力を蓄積 伸びしろはリノベーションか
照栄建設(株)
40年間企業を維持するのは、並大抵のことではない。その間、景気の荒波は容赦なく多くの企業を襲った。その波を乗り切ることができた企業だけが業歴を積み重ねることができるのである。追い風を受けて前に進み、逆風に耐えて技を磨く。そのような企業風土が照栄建設(株)を支えているのである。
○高度経済成長期の末期に誕生
○職人不足が業界をさいなむ
○リノベーションが難航するわけ
■傑物シリーズ
ローヤルゼリー一筋に64年 「かけがえのない一人の人のために」
(株)山田養蜂場
2011年4月期のグループ売上高は378億8,000万円。創業の精神を貫き、「かけがえのない一人の人のために」をモットーに変わらぬ思いを積み重ねてきた㈱山田養蜂場。業界内の評判は必ずしも芳しくはないが、不況期を乗り切る手腕は誰もが認めざるを得ない。同社の底力はどこから来るのか。
○通刺に長蛇の列をつくる男
○ローヤルゼリーで急成長
○受託最大手アピが後押し
○社会貢献事業に着手
○成長とともに広がる誤解
○健康食品は冬の時代に
○ヘルスケア事業の拡大
■傑物シリーズ
白衣を脱いでメスを重機に 水路を拓いて大地を治療する
ペシャワール会 現地代表
PMS(ペシャワール会医療サービス) 総院長 中村 哲 氏
日本が世界に誇るNGO団体「ペシャワール会」は、中村哲医師のパキスタン・アフガニスタンにおける活動を支援するために、1983年に設立された団体である。福岡市内に本部を構え、現在はアフガニスタンでの医療活動、水源確保活動、農業支援活動などを行なっている。現地代表の中村医師は、1年のほとんどを現地での支援活動にあてているほか、日本に帰国しても講演会などで全国を飛び回り活動資金の調達に奔走している。日本から遠い異国の地で、いったい何が中村医師を駆り立てるのか―。
○パキスタン赴任が人生の分岐点
○拡がっていく活動範囲
○医療事業から水源確保事業へ
○戦火のアフガンでなおも活動を続ける
○2012年6月の現地活動報告会にて
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