8日の午後に発生した福岡県筑紫野市光が丘の発砲殺人事件。事件から一夜明けた今日(午前7時現在)犯人は今もなお逃走中で、いつもは集団登校する小学生らも親が同行するなど不安と緊張に包まれている。
現場は西鉄天神大牟田線の津古駅近く。数百メートル先に保育園、小学校のある閑静な住宅街。福岡市天神から電車で30分圏内、周囲に複数の団地を抱えるベッドタウンでもあり、小学校は4校、保育園、幼稚園も多数ある。保護者の一人は「昨晩、学校から明日は登校の際、子供たちをできるだけ見守って下さいというメールが来ました。引っ越してきたばかりなので物騒ですね。早く犯人が捕まってほしい」と語った。
事件は8日午後3時40分頃、福岡県筑紫野市光が丘三丁目のマンションの入口で「男性が倒れている」と119番通報があり、このマンションの住民で指定暴力団工藤会の、江藤允政(えとうみつまさ)元幹部(65歳)が、腹などから出血し、搬送先の病院で死亡した事件。福岡県警は、何者かに銃撃されたとみて殺人容疑で捜査している。
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