福岡市のグランド・ハイアット・福岡で9日、「福岡アジアファッション拠点推進フォーラム」が開催され、福岡アジアファッション拠点推進会議総会や、女性ファッション誌Can Camの編集長・嶋野智紀氏の講演などが行なわれた。福岡の街・人・企業が一体となってファッションを盛り上げて行くことを目指して、関係者だけでなく、ファッション業界を志す学生など、多くの参加者が集まった。
フォーラムの第一部として開かれた「福岡アジアファッション拠点推進会議総会」では、これまでの活動報告と今後の取り組みについての発表があり、今年3月に行なわれた「福岡アジアコレクション(FACo)2012」の報告や、これから開催予定の「福岡ファッションウィーク」・「FACo 大連ショールームオープン」・「FACo in大連」などのイベントに向けての取り組みが紹介された。
福岡アジアファッション拠点推進会議の末吉紀雄会長は、「福岡のファッションのシンボルとしてFACoをアジアに向けて発信していくとともに、福岡ファッションウィークなどのイベントを通して、福岡の街が一体となってファッション業界を盛り上げていきたい」と挨拶。福岡のファッションビジネスの拡大と福岡経済の発展に向けて、意気込みを語った。
フォーラム第二部では、「アジアでも大人気!Can流ファッション講座」をテーマとした講演会が行なわれた。講師を務めた小学館・女性誌編集局プロデューサー・CanCam編集長・嶋野智紀氏は、メディアの立場から見たファッション業界のアジア進出について語り、これからアジアとともに発展しようとしている福岡のファッション業界に何が必要なのか、気をつけていくべきことは何なのか、そのヒントを伝授。
また、講演の後半にはゲストとしてCanCam専属モデルの近藤しづかさんも登場!今年のトレンドや夏服をオシャレに魅せるコツなど、ファッションについてのポイントをアドバイスした!
今後も「アジアをリードするファッションの拠点・福岡」となることを目指し、福岡アジアファッション拠点会議では、さまざまな取り組みが計画されている。国境を越えて「カワイイ」「オシャレ」がつながる日も、近いかもしれない!
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