<変わる節電の在り方>
節電と聞くと、暑い日にエアコンの使用を停止するなど、何かと"忍耐"が求められるイメージがあるが、最近のテクノロジーは、そういったものをひとつ飛び越えている。
初歩的なものを紹介すると、エアコンを30分おきに5分間のみ「送風」に切り替えるタイマーがある。仮に1日12時間営業する喫茶店に設置すれば、実に2時間もエアコンをオフ(送風のみでの使用)にできる計算だ。そして、30分おきに5分間送風に切り替わったところで、それに気付く人はほとんどいないという。
また、日本テクノ(株)(東京都新宿区、馬本英一社長)が提供する「SMARTMETER ERIA」「SMART CLOCK」などはユニークなサービスだ。「SMARTMETER ERIA」は、「エコっち」と呼ばれるキャラクターが、電力消費量をその表情によって知らせてくれる。モニターに映し出される顔が笑顔なら、電力使用量に余裕あり。ムンクの「叫び」のような顔になれば、逼迫していることを意味する。そのほか、電気の使いすぎには警報音で通知したり、節電量を電気料金やCO2換算量で表示したりと、エコ意識の向上に一役買っている。また、各デスクや各フロアの電気使用量を調べることが可能で、省エネ行動の詳細をチェックすることもできる。また、「SMART CLOCK」は、それをさらに簡素化し、「見える化」を向上させたものである。「SMART CLOCK」は、その名の通り時計で、周囲に設置された60個の高輝度LEDがカラフルに光ることで省エネのタイミングを伝えてくれる。同社の担当者によると「時計という誰もが目にするものを使って、省エネ状況を通知することで、より多くの人に省エネ意識を持ってもらうことが狙いです」とのこと。省エネは、見える化を進めるだけでも、十分に効果が出るそうだ。
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