6日投票された米大統領選挙の開票が、7日朝(日本時間)始まり、再選を目指す民主党のバラク・オバマ大統領と、共和党のミット・ロムニー候補が接戦を演じている。一時は「オバマ大統領優勢か」と伝えられたが、7日正午(日本時間)現在も、バージニア州で大接戦となるなど、激しい競り合いが続いている。
世界の安全保障や経済にも影響を与えるだけに、各国首脳・国民が見守っている。ロイター通信によると、ロシアのプーチン大統領やベネズエラのチャべス大統領がオバマ氏再選を支持しているとされ、パキスタンを除くすべての国でオバマ氏支持が上回った(英BBC21カ国調査)という。順調に進めば、同午後には勝敗が明らかになる。
ロイター通信の速報などによると、オバマ大統領は大票田のイリノイ州で勝利を確実にした。勝敗のカギを握る注目州のうち、ジョージア州はロムニー氏が制した。
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