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【流通】バイヤー目線の心遣いが商談成立の大きなポイント
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2013年1月29日 14:35

 23日、「ふくおか農と商工の自慢の逸品展示商談会~6次産業化・農商工連携マッチングフェア~」が、博多サンヒルズホテル(福岡市博多区)にて開催された。同商談会は、生産物等を原料とした加工品を開発している農林水産業者を集め、販売業者、卸売業者、飲食店等の実用者に対する販路拡大を目的としたもの。
 当日は展示商談会に先立ち、ITOU企画代表の伊東正寿氏による「バイヤーはここを見る 展示商談会の成功のポイント~6次産業化・農商工連携における販売展開~」と題した基調講演も行なわれた。伊東氏は(株)寿屋出身で、(株)ハローデイの商品部にて約9年半バイヤー、バイヤーリーダー(マーチャンダイザー)の業務を中心に活躍。09年からは関連会社の(株)熊本ハローデイの常務取締役営業本部長を経験し、経営にも携わった経験を持つ。現在は、流通コンサルタントの他、(独)中小企業基盤整備機構 地域活性化支援チーフアドバイザー、平成24年度農林水産省委託事業6次産業化プランナーも務めている。

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 講演のなかで伊東氏は、パッケージなどのデザインの重要性や高いレベルでの食品の安全性など、バイヤーが商談の際に注目する10項目のポイントを、自身の経験やバイヤー仲間への聴き取りを行なって集約した実例を交えつつ熱弁。また、展示会の試食で手が汚れがちなバイヤーに対しての気遣い・心遣いとしてウェットティッシュを置くなど、バイヤーに対して良い印象を与えるポイントについてもアドバイスしていた。
 さらに、お金をかけずに商品を魅力的に見せる商談会ブースのポイントについても、自身のコンサルでの実例を紹介しながら解説。いかにバイヤーに「丸ごと店頭に持って行って販売したい」と思わせるかが重要だと語り、「今日の展示商談会や今後の商談会に活かしてほしい」と締めくくった。

 今回の伊東氏の講演は、メーカーの立場では見落としがちなポイントをバイヤー目線でアドバイスしたもので、「良いものを作ったという自負はあるが、販売がスムーズにいっていない」という悩みを持つメーカーに対し、自社製品の販売促進のヒントになる内容となっていたようだ。実際、満席となった会場の参加者からは、「わかりやすく非常に参考になった。今後に活かしたい」などといった声が聴かれた。

 午後から行なわれた展示商談会では、地場スーパーやコンビニ、百貨店などの担当バイヤーが各ブースを回覧。個別の商談ブースも設けられ、販路拡大を目指してお目当てのバイヤーへの自社商品の売り込みアピールが行なわれていた。なお、各メーカー担当者は、積極的に元気な声でバイヤーに声をかけるなど、さっそく伊東氏のアドバイスが実践されていたようだ。

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