2024年04月19日( 金 )

LIXIL 2016年3月期、M&Aの失敗で赤字に転落

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 住宅設備大手の(株)LIXIL(本社:東京都、藤森義明代表執行役社長兼CEO)が、5月9日に2016年3月期の連結決算を発表した。
 グループの連結売上高は1兆8,451億円(前期比10%増)、営業利益は563億円(同9%増)、当期純利益は187億円の赤字となった。国内のリフォーム事業や海外事業の売上増加で増収を達成したものの、15年4月欧州でのM&A失敗による関連会社投資関連損失など、特別損失を計上したことから赤字に転落した。なお、2017年3月期業績予想は、売上高1兆8,800億円、営業利益は730億円、当期利益は280億円の黒字化を見込む。
 社長交代に伴う新体制への移行を進め、4月1日より(株)MonotaRO(モノタロウ)会長の瀬戸欣哉氏が経営全般を統括しているが、6月開催予定の定時株主総会および取締役会の承認を経て代表取締役社長兼CEOに就任する。同日付で発表された執行役候補者は以下の通り。

<取締役および執行役候補者>

代表執行役社長兼CEO      瀬戸 欣哉
代表執行役副社長        川本 隆一
執行役副社長          八木 洋介
執行役副社長          松本 佐千夫
執行役副社長          井植 敏雅(新任)
執行役副社長          白井 春雄(新任)
執行役専務           Laurence W. Bates
執行役専務           Jin Song Montesano

※2016年6月開催予定の定時株主総会、その後の取締役会で決議

 

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