熊本復興ニュース（２）～飲食店、スーパーは制限のもと営業

　熊本市内の飲食店および小売店は現在、さまざまな制限のもと営業が継続されている。地震発生直後は水道が使えなかった影響で、１週間近く閉店していたファーストフード、ファミリーレストランもあった。地震から１カ月以上が経った現在でも、マクドナルドでは定番商品のシェイクの販売ができない店舗もある。営業時間も、24時間や深夜営業を行っていたところが、夜の９時、10時までの営業と時間制限されている。

　スーパーマーケットは大型店を中心に、いまだに営業再開ができていないところも少なくはない。益城熊本空港インター近くの「ハローデイ桜の森店」（熊本市東区）も、地震の影響で営業再開がなされていない。現在、早期の営業再開に向けての修繕工事がピッチを上げて行われている。

　被災地周辺では、街のあちこちで道路の亀裂や屋根の上にブルーシートがかけられた家屋が目立つ。地震前の状況に戻るのには、まだまだ時間がかかりそうだ。