第99回ライオンズクラブ国際大会開催迫る（５）

2016年6月6日 15:33

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第99回ライオンズクラブ国際大会ホスト委員会
実行委員会親睦・バザール委員会　江口　美香　氏

　６月24～28日の５日間、「第99回ライオンズクラブ国際大会」が福岡市で開催される。期間中は海外と日本全国からライオンズクラブの会員約３万5,000人が福岡市に集う。
　25日（土）・26日（日）には、天神中央公園で九州の特産品や名物などを販売する「ライオンズマーケット2016」が開催。国際大会準備のために設置されたライオンズクラブ国際大会ホスト委員会の実行部隊である親睦・バザール委員を務める江口美香氏に、話を聞いた。

　――親睦・バザール委員会では、どのような活動をされるのですか

　江口　主に「第99回ライオンズクラブ国際大会開催記念ゴルフ大会」と「ライオンズマーケット2016」の運営です。そこで親睦・バザール委員会では、ゴルフ大会担当とライオンズマーケット担当に分かれて活動しています。
　まずゴルフ大会は、ライオンズクラブ国際財団（ライオンズの奉仕活動に援助金を支給している組織）に寄付するためのコンペです。６月24日に麻生飯塚ゴルフ倶楽部で開かれ、ライオンズメンバー200名以上が参加する大きなチャリティーコンペとなります。
　「ライオンズマーケット」は、世界中から集まるライオンズメンバーのおもてなしと、市民の方々が世界約120カ国のメンバーとふれあい、一緒に体感し楽しんでいただきたいとして、25日・26日の両日、午前10時から午後６時まで開催します。九州各地から約80店舗が出店し、ラーメンやもつ鍋、地ビールなど九州名産の販売、九州各地の観光案内、航空自衛隊ブルーインパルス隊員のサイン会、盲導犬とのふれあいなど、盛りだくさんの内容となっています。

　――25日、26日と多少「ライオンズマーケット」の内容が異なるとお聞きしました。

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江口美香氏

　江口　25日は、「インターナショナル・パレード」が午前10時から午後２時まで開催されます。パレードは「博多どんたく」と同じコースをたどり、行進を終えた人々から順番に「ライオンズマーケット」へ誘導していきます。そのため天神中央公園は、多国籍の方々で埋め尽くされると思います。
　26日は、「福岡ヤフオク！ドーム」でライオンズクラブの開会式等が行われているため、メンバーの来場が少ないと予想されます。そこで市民の皆さまに楽しんでいただくため、特設ステージを企画しました。航空自衛隊の音楽隊や若葉高校のダンス、着物ショー、太鼓演奏、ライオンズメンバーによる親父バンドなどが出場します。また、熊本地震で被害を受けた熊本城の「おもてなし武将隊」や「くまモン」も来場します。午前10時から午後５時まで、さまざまな演目が披露される予定です。
　ほかに国際大会の期間中、大丸パサージュ広場と岩田屋７階特設会場で、ライオンズクラブの活動や歴史などを写した「ライオンズクラブパネル展」が開催されています。「ライオンズマーケット」と共に一般の方もご来場いただけますので、ぜひお越しください。

　――６月に入り、大詰を迎えました。

　江口　親睦・バザール委員会は２年前からスタートし、いろいろと企画を練ってきました。「オール九州でおもてなしを」という不老ホスト委員長の方針で、九州全域のライオンズ関係者に出店をお願いしています。国際大会のイベントは国際協会が直轄しますが、「ライオンズマーケット」はホスト委員会の主催となり、不老ホスト委員長の指揮下で運営します。そのため拘束が少なく、他の委員会より自由度が高かったことが幸いでした。26日の特設ステージなどは、昨年末にバタバタと決まった事柄です。

　――最後に国際大会に向けて、ひとことお願い致します。

　江口　一般の方が持たれるライオンズクラブのイメージとは、どのようなものでしょうか。年配者が集まって飲んでいるイメージでしょうか。お金持ちの道楽でしょうか。ですが、実際にライオンズクラブに入会してみると、そのイメージは払しょくされます。メンバーはそれぞれ地域の奉仕活動を積極的に行い、崇高な理念をもって活動しています。現在は、お金持ちだけが入会しているわけではなく、本当に社会貢献をしたいと意欲を持つ若い人も数多く入会しています。
　親睦・バザール委員会は、国際大会の成功を導くよう、異島洋委員長以下14名が力を合わせ一丸となって活動してきました。６月25日・26日は、「インターナショナル・パレード」「ライオンズクラブパネル展」「ライオンズマーケット」に、ぜひ多くの方に足を運び楽しんでいただきたいです。

▼関連リンク
・【6/25・26】「ライオンズマーケット2016」開催