異色の芸術家のアトリエ個展開催

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2015年11月、アトリエで開催された40周年記念パーティの様子

　小説家にして詩人。一人演劇家にして画家。多岐にわたるジャンルの芸術活動を行う中島淳一氏。その芸術活動の原点は、1975年から76年に米国ベイラー大学に留学した際に、英詩を書き、絵を描き始めたこと。その能力はすぐに開花し82年のホアン・ミロ国際コンクールなど国際展覧会で連続受賞を果たす。その後、毎年のように欧州や日本などの名だたる展覧会において受賞するなど実績を重ねている。2016年にも日仏アートラベル芸術栄誉金賞を受賞するなど、高い評価を受けている。

　また、演出・脚本・出演をすべて一人で行う一人演劇は「砂漠の商人」「釈迦」「龍馬」など多彩な45作品を持つ。その総上演数は1,500回を超え、全国各地で演劇を行っている。まさに福岡を代表する異色の芸術家の1人と言えよう。

　その中島氏が、福岡市内にある自身のアトリエにおいて個展を開催する。期間は11月26日から12月4日の9日間となっており、初日はオープニングパーティ―が開催される。中島淳一氏が描く多彩な芸術作品は、日欧の展覧会が認めた注目作。ぜひ、この個展に足を運んでみて、中島ワールドの一角に触れてみてはいかがだろう。

【道山　憲一】

■中島淳一　アトリエ個展

＜日　時＞
2016年11月26日（土）～12月4日（日）
午後1時から午後6時まで

＜会　場＞
中島淳一アトリエ
（福岡市西区拾六町2-6-6　ロワール福重302）

＜お問い合わせ＞
ＴＥＬ：092-883-8249
ＦＡＸ：0092-881-5105

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