2024年03月29日( 金 )

グリーンランドリゾート16年12月期第2四半期減収減益~熊本地震の影響大きく

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 熊本県の遊園地などを運営するグリーンランドリゾート(株)(本社:熊本県荒尾市、江里口俊文社長)は8月12日、2016年12月期第2四半期の連結決算を発表。4月に発生した熊本地震の影響により、売上高は前年同期比13.0%減の31億1,100万円に落ち込んだ。

 営業損失は1億500万円、経常損失は1億1,400万円、当期純損失は8,600万円と、いずれも赤字を計上。同社によると、3月まではグリーンランド遊園地や北海道のホテルの売上高が増加し好調に推移していた。しかし、熊本地震の影響にともなう高速道路などの交通規制や余震を警戒した旅行の手控えなどがあったため、ゴールデンウィーク期間中の個人客が大幅に減少。学校の団体客、海外客のキャンセルも重なって九州の遊園地、ホテル、ゴルフ場の利用客が減少したことが大きく響いたという。

 16年12月期の通期連結業績予想は6月23日発表の内容から変更はなく、売上高72億円(前期比9.3%減)、営業利益2億6,000万円(同47.8%減)、経常利益2億2,000万円(同53.2%減)、当期純利益1億3,000万円(同53.7%)を見込んでいる。

 

関連記事