2024年04月19日( 金 )

『地域の瓦屋さん』として住まいの安心・安全を提供する(前)

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(有)金谷洋瓦工事店

98%の自社施工力

kanaya3 来年に創業50年を迎える(有)金谷洋瓦工事店。金谷宏之代表を筆頭に、現場第一主義で福岡県内における瓦工事の第一人者として名高い。時流と顧客・施主のニーズに沿った技術およびサービスを提供し続けている。金谷代表が経営マネジメントを行いながらも、常に現場に立ち、現状に甘んじることなく顧客の満足のために進化を続ける。そのきめ細かな施工力は、顧客からの高い信頼を得ている。

 同社に在籍する多数の専属職人が、より高いレベルの施工を実践する。全体の工事件数の98%の自社施工力を有する。この自社施工力の高さが、高い信頼度を得ている秘訣の1つである。「瓦のプロですから、お客さまに満足していただける技術およびサービスを提供することはもちろん、プラスアルファが必要です。弊社の職人の皆さんは、服装はきちんとし、施主の方々、そして現場の近隣の方々への挨拶を徹底しております。1日の工事終了時には、トイのなかなど目に付きにくいところまで掃除を行い、最初の状態よりきれいにすることを実践しております。初めから終わりまで、きめ細かな心配りができるかが大切です。施工と同時に、真摯な姿勢ですべての仕事を行えるかが問われております」(金谷宏之代表)と、より高い職業意識を浸透させている。細かい点では、職人のトラックには同社社名が入ったロゴのマグネットをつけて現場に向かう。この行動も、顧客の信頼度を高めていることつながっている。

 同社は高い信頼度とともに、親近感のある企業であることを掲げ目指している。「瓦屋さんが身近な存在であってほしいのです」(金谷代表)と、金谷代表自らSNSで情報発信を行っている。その情報発信の主力は、現在同社が手がけている施工現場の進捗を、リアルタイムで発信すること。必要最小限の文章で、画像をより多く露出させて、ユーザーに瓦工事がどのようなものかを、わかりやすく伝えることを継続している。金谷代表の情報発信によって、「ブログを拝見して連絡させていただきました」「瓦の工事がわかりやすく、安心できます」など、同社への親近感と同時に瓦工事について理解を深めることに役立っている。

 内部では、職人に対して仕事に対する心構えと精神を伝える。外向きには、顧客に対してよりわかりやすく、同社の手がける仕事を積極的に発信する。社内外ともに、顧客の目線での仕事を実践し、顧客の喜びのためにより高い満足度を目指して、奮闘している。

(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:金谷 宏之
所在地:福岡県筑紫郡那珂川町五郎丸1-57
設 立:1976年5月
資本金:500万円
TEL:092-953-5300
URL:http://www.kanaya-kawara.co.jp/

<プロフィール>
kanaya金谷 宏之
1964年12月25日生まれ。学卒後、企業調査会社に2年間勤務。88年2月より父親が経営する(有)金谷洋瓦工事店にて営業として勤務。2005年9月より代表取締役に就任。ボクサーとしても活躍中。

 

(後)

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