2024年03月29日( 金 )

用地選定、価格設定など企画力に強み。10周年を超え、新たな挑戦も(前)

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(株)シフトライフ

立地・価格・デザイン、集大成のネオス柳川 城下の邸

 「アメイズ」「ネオス」シリーズのファミリーマンションを販売する(株)シフトライフ。「良質の住まいを市場よりも低価格で提供すること」という、マンションデベロッパー永遠のテーマを最大の企業理念に掲げる。アメイズ・ネオスマンションは、樋口由紀夫社長の出身地である大分県日田市や佐賀県唐津市、福岡県久留米市や飯塚市などで供給されてきた。

ネオス柳川 城下の邸 棟門イメージパース<

ネオス柳川 城下の邸 棟門イメージパース

 同社がマンション供給をメインに行ってきた九州の地方都市は、実家から独立して持ち家を求める若者や、通院に便利なようにインフラが整った街中に住みたいと望む老夫婦が『2つ目の住宅』として購入する傾向が見られ、近年はマンション開発計画も散見されるようになってきた。地方都市は大手が手を伸ばしにくいこともあり、地場マンションデベロッパーの競争が続いているが、同社の強みである「安価」で「立地が良い」マンションは人気を博し、これまで好調な販売推移を辿ってきた。
 飯塚市で2棟目となる「ネオス堀池 ザ・スクエア」(55戸)は、24時間営業の商業施設から徒歩4分、八木山バイパス穂波東ICまでは車で3分という立地の良さを活かした物件。4月中旬時点で残り数戸と16年6月の完成を待たず完売する見込みだ。

 さらに、創業10周年の節目に計画されたのが、「ネオス柳川 城下の邸」(55戸、16年10月完成予定、以下ネオス柳川)。このマンションが建つ福岡県柳川市出来町という街は、400年前につくられた掘割と町割が特徴であり、ネオス柳川は、このような柳川の魅力を活かした「和」のデザインが散りばめられている。
 「和風モダン」をコンセプトに、和風の棟門や居住棟から独立したエントランス内の坪庭、低層の居住棟などで構成され、趣きのある建築物として周辺環境との調和が図られ、立地は地方都市の中心部、価格は安価、周辺と調和するデザインと同社のマンションづくりにおける強みがいかんなく発揮された創業10周年の集大成といえるマンションだ。

 建築設計会社出身である樋口社長のマンション企画力には同業者からも定評があり、安価でありながらもネオス柳川、ネオス堀池 ザ・スクエアで採用された2.5m幅バルコニーのような「あったら嬉しい」工夫が同社のマンションには盛り込まれている。
 さらに、ネオス柳川には、マンション室内の蛇口すべてからミネラル水が利用できるミネラルクリスターが採用されるなど、設備面にも妥協はない。

(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:樋口 由紀夫
所在地:福岡市中央区天神4-8-25 オフィスニューガイアNIKKO天神5F
設 立:2006年8月
資本金:1,000万円
TEL:092-791-6100
URL:http://www.shiftlife-corp.com

<プロフィール>
higuti_pr樋口 由紀夫
1956年5月生まれ。大分県日田市出身。80年、九州産業大学工学部建設学科卒業後、建築設計事務所に勤務。マンションデベロッパーを経て、2006年に(株)シフトライフを設立。翌年、代表取締役就任し、現在に至る。一級建築士、宅地建物取引主任者。趣味は大型バイクでのツーリング。

 
(後)

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