2024年04月26日( 金 )

安川電機 フィンランドのメーカーを子会社化し世界戦略進む

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 (株)安川電機(本社:北九州市八幡西区、小笠原浩社長)は2014年7月、フィンランドの風力発電部品メーカーのスイッチ・エンジニアリング(以下、スイッチ社)の発行済み株式のほぼすべてを取得、買収したことを発表した。この買収は欧州や中国をはじめとした世界的な環境への意識の高まりから、安川電機とスイッチ社の技術、営業基盤を融合させ、風力・潮力発電事業の拡大を狙ったもの。スイッチ社は低電圧域でのコンバーター技術を得意としている。安川電機はいち早くフィンランドに目をつけ、世界戦略の拠点として活動を開始した格好だ。

 このたびのフィンランド・ヘルシンキ取材で「THE SWITCH A YASKAWA COMPANY」 の名を現地で目にする機会があった。福岡の企業がヘルシンキを拠点としている実際の姿を見ることができ、その活躍を感じることができた一幕だった。

 

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