博多駅前陥没事故、市が電話相談窓口開設
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博多駅前陥没事故の道路仮復旧工事を終え、福岡市は地下鉄工事を請け負ったJVと共同で、事故により被害を受けた個人や法人の損害に関する電話相談窓口を、15日午後1時に開設した。
相談から損害賠償までの流れは、次の通り。
(1)被害対象の把握:相談窓口で被害受付を行い、調査確認を実施。
(2)被害対象の分類:「確実に賠償の対象となるもの」「調査を要するもの」などに分類。
(3)仮払い:とくに早期の賠償が必要な場合は、賠償額の一部を速やかに仮払い。
(4)賠償額の確定:損害賠償額の精査が終わり次第、被害者への支払いを行う。
先に仮払いされた金額と確定した金額との差額は、後に清算が行われる。損害賠償額の対象範囲や金額については、市とJVの基準に沿って協議され、決定される。もしも被害者が損害賠償額に納得できない場合は、個別に損害賠償請求を行う必要がある。今回の事故での合計被害額は、高額になることが推測される。市とJV側は早急に対応することで誠実な姿勢を見せているが、はたして円滑に被害者たちとの折り合いがつくのだろうか――。
【木村 尚基】
■陥没被害(かんぼつひがい)専用ダイヤル
受付時間:毎日午前9時から午後6時まで
TEL:092-406-2431(11月17日まで)
0120-406-243(11月18日以降)関連キーワード
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