2024年04月21日( 日 )

営業成績・業務効率UPも、心の持ち方一つ(前)

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 2015年12月から企業に義務付けられたストレスチェック。導入の背景にあるのは、うつ病に代表される、精神的な疲弊に苦しむ人の増加にある。さまざまな治療法が提示されているが、今回は注目度上昇中の「YSメソッド」と、自身YSメソッドとの出会いを通じて心の持ちようが変化したというダイヤモンドセルフ博多の稲岡淳之代表のお話をご紹介する。

営業マンとして開花したきっかけ

ダイヤモンドセルフ博多 稲岡 淳之 代表<

ダイヤモンドセルフ博多 稲岡 淳之 代表

 今から約10年前のこと、偶然手にした情報誌に掲載されていた、営業マン向けの広告「無料CDプレゼント」。それに興味を持った稲岡代表は「無料なら」とさっそく応募。結局、CDを聞くことはなかったが、応募後自宅に送られてくるようになった「セミナー」への案内が気になり、参加してみることに。これが「YSメソッド」との出会いとなった。

 「当時、浜松に住んでいたんですが、静岡で無料セミナーを行うというので、『無料なら』(笑)と参加してみることにしました。疑い半分、期待半分で足を運んだのですが、その後、2日間のセミナーにも参加しました。驚くぐらい自分には効果が出たんですよ」(稲岡代表)。

 セミナー参加によって、稲岡代表は気持ちの持ちようが180度ガラリと様変わりしたと語る。
 「セミナー受講後、仕事が軌道に乗り始め、営業成績が10倍になったり、それまで拠点のなかったインドで新規事業を立ち上げることになるなど、仕事面で大きな変化が現れ始めました。私としては、出会ったすべての人に感謝の気持ちを持って接するようにしていただけで、特別な提案などをした覚えはありません。すべての人を、出会いを、愛おしいと思えるようになったこと。そして、こうした気持ちが、きちんと相手にも伝わったことにより、まわりの環境が自動的に整っていったという感じです」(稲岡代表)。

 今では、きっかけとなった「偶然」も、「必然」だったのだと捉えているという。では、YSメソッドとは一体どのようなものなのか。

YSメソッドでメンタル不調を克服

 YSメソッドとは、開発者である佐藤康行(さとう・やすゆき)氏のイニシャルを取って名付けられた「メンタルヘルスケア」である。これまでに15万人以上のメンタル不調者の快復に貢献してきた。YSメソッドを用いた東京日本橋の「YSこころのクリニック」のうつ病寛解プログラムの所期条件(週1回の通院など)を満たした場合の寛解(かんかい:症状が落ち着いて安定した状態)率は、実に90%以上にのぼる。では、YSメソッドとはどのようなものなのか。その説明の前に、心の三層構造についてご紹介する(*下図参照)。

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 私たちの心は、三層構造になっている。第一層は脳で、顕在意識、理性をつかさどる部分。第二層は潜在意識、DNAで、過去の記憶を蓄えた貯蔵庫のような役割を担っている部分といえる。意識を氷山にたとえれば、顕在意識は海面から出ている部分で、潜在意識は海面より下にあって、通常その中味を確認することはできない。

 そして、第三層目は生命そのもの(=本当の自分)である。心や体の疾患の根本原因は、第一層目の顕在意識、第二層目の潜在意識にある。YSメソッドは、愛情不足により氷山のように冷たく閉ざされた第二層目までの意識を、第三層目から溢れるマグマのごとき熱(=愛の心)で溶かし、根本原因を解消することで、症状を大きく改善することを目的としたメンタルヘルスケアなのだ。

(つづく)
【代 源太朗】

<COMPANY INFORMATION>
ダイヤモンドセルフ博多
代 表:稲岡 淳之
住 所:福岡県春日市昇町5-139-403
TEL:090-6805-5297
E-mail:inaoka@diamond-self.com
URL:http://www.diamond-self.com

 
(後)

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