2024年04月25日( 木 )

西部ガス、障害者就職支援サービス事業所を完全子会社化

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 西部ガスは19日、障害者就労支援を行う(株)絆結(ばんゆう)(福岡県春日市)を、完全子会社化したと発表した。5日に絆結の全株式を取得、10日付で社名を「西部ガス絆結株式会社」に変更している。取得額は非公開。

 (株)絆結代表取締役の船越哲朗氏は、西部ガスの元社員で、子会社化以前から西部ガスと取引があった。地域の障害者雇用促進への貢献という共通の目的のもと、今回の子会社化に至った。

 近年、社会的にも障害者に対する雇用の場の提供が重視されており、2016年4月に障害者雇用促進法が改定された。障害者雇用促進法は、従業員50人以上の企業に障害者の雇用を義務付けるもの。現行の促進法では、障害者の雇用率2.0%としているが、さらに30年4月に法定雇用率が引き上げられる予定。

 西部ガスの現在の障害者雇用率は約2.4%。現在(株)絆結の職員数は4名。今後採用を進め、職員数を7名(うち障害者6名)にすることを目標としている。厚労省から、特例子会社として認可が下り、職業訓練卒業生の採用が進めば、西部ガスの障害者雇用率は約2.8%になる見込み。

<COMPANY INFORMATION>
西部ガス絆結(株)
代 表:船越 哲朗
所在地:福岡県春日市春日公園5-2
資本金:2,000万円


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