「福岡県6次化商品コンクール」表彰式が開催

　福岡では、県産農林水産物を活用した「6次産業」の活動が活発に行われている。福岡県もこの動きを支援しており、その一環として2月2日、「福岡県6次化商品コンクール」の表彰式がホテルオークラ福岡で開催された。3度目の開催となる同コンクールでは、表彰式の後に、販売業者や卸業者との商談会も行われ、活況を呈した。

　今回コンクールに出品されたのは94点の商品で、書類審査と現物審査によって評価された。2016年度福岡県知事賞受賞商品は、「ブルーベリーアイス『KONOMI　ROYAL』」（豊の国ブルーベリー協議会）、「あまおうワイン」（にじの耳納の里）の２点。高校生の部からは「くろなっとう（筑前クロダマル納豆）」（朝倉光陽高等学校）と「八女農からの贈り物　手作りジャムセット」（八女農業高等学校）が奨励賞に選ばれた。

　隣の会場では「ふくおか『農と商工の自慢の逸品』展示商談会」が午後１時～午後４時まで行われた。出店企業は80社で、参加バイヤーは百貨店、スーパー、卸業者など35社。県知事賞を受賞した2品のほか、オリーブの葉をパウダーにした「オリーブリーフパウダー」（九州オリーブファーム）や「博多万能ねぎとはかた地どりの中華スープ」などが注目を集めていた。

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