2024年04月24日( 水 )

「福岡市政・県政を考える勉強会」開催

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 5月29日、「公共交通を考える会」(眞壁良輔代表代行)は福岡市博多区で「福岡市政・県政を考える勉強会」を開催。現在の福岡市政が抱えるさまざまな問題を取り上げ、高島宗一郎市長による独断的な市政運営のやり方に異を唱えた。

 現役市議も参加した勉強会では、これまで同会が行ってきた活動の紹介と併せて、高島市政の問題点について言及。とくに、イベントやプロモーションなどの高島市長のイメージアップにつながる情報発信は積極的に行う一方で、市にとって都合の悪いネガティブ情報は最小限にとどめようとする情報統制・隠ぺい体質について、疑問を投げかけた。また、福岡空港への出資問題など、市議会すら意に介さず、傍若無人に自らの思いのままに突き進む“裸の王様”状態の高島市長の自治体の首長としての資質を取り上げる一方で、市長の独走を許しているかたちの市議会の責任にも触れ、市議会から変わっていかなければ、と投げかけた。
 また、福岡市政のさまざまな問題を報じないマスコミの責任にも言及。「もはや御用メディアと化している」と、厳しい意見を述べた。

 しかし一方で、こうした市長を選んだ市民にも、責任の一端はあるとした。今後は、良識的な市長や市議会議員を選んでいくために、フェイスブックなどのSNS活用や口コミなどによる情報の発信・共有や、市への直接的な意見提出、マスコミへの情報提供など、「市民1人ひとりが、自分ができることを考えていかなければ」と結んだ。

 

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