吉武弘樹氏の絵画 2年連続で筑邦銀行カレンダーに採用
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筑邦銀行が毎年年末に配布するカレンダーの2018年版に、久留米市出身の画家・吉武弘樹氏の作品が掲載される。掲載される作品は「行進」(2016年作成)。吉武弘樹氏は「見ていて音が聞こえてくるような、見て下さる方々が楽しい気持ちになるように描きました。自分の作品が、心に入って素敵な時間の一助になれば嬉しく思います」とコメントしている。
同行が吉武氏の作品を起用するのは昨年の「サーカス」に続き、2年連続2度目。吉武氏は2016年度久留米市芸術奨励賞を受賞したことを受け、これを記念して11月に地元の久留米シティプラザで個展「BLACK」を開催した。個展では、久留米の伝統工芸品の籃胎漆器から着想した黒の作品を展示したことで話題となった。吉武氏は日動画廊主催の「第51回昭和会展」の最高賞にあたる「昭和会賞」を受賞するなど、さまざまな賞を受賞しており、今後、さらなる活躍が期待される画家である。2018年度版のカレンダーは筑邦銀行の各支店で配布されている。
【矢野 寛之】
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