2024年04月26日( 金 )

まちかど風景・大分市 福岡のデベ、JR大分駅近くで新築マンション

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 JR大分駅周辺を歩いていると、福岡のデベロッパーが活動している様子が目に留まった。

 まずは作州商事(株)だ。現在、JR大分駅から徒歩10分圏内の大分市金池町5丁目で、マンションの新築工事が行なわれている。建物名は「エイルマンション金池」でRC造の地上14F、総戸数は52。間取りはファミリー向けの3LDKまたは4LDK。2019年5月に入居を予定している。建築主は作州商事(株)で、設計・監理は(株)明水設計、施工は(株)旭工務店が手がける。

 そして、大分駅周辺では第一交通産業(株)も自社ブランド「グランドパレス」シリーズを予定している。建設予定地はJR大分駅から徒歩15分ほどのところ。大分市寿町で、市民にはお馴染みの「ジャングル公園」の近く。当地には看板が掲げられているが、着工はまだ先のようだ。第一交通産業はすでに大分市内で18棟のマンションを手がけており、現在、施工中なのは「グランドパレスサンリード南大分(地上15F、58戸)」(大分市畑中)で、竣工は2019年3月を予定している。

 JR大分駅の駅ビル開業前から、周辺ではマンションの新築が続いている。とくに駅南は数年前と比べても、様変わりしている。駅を中心に、同心円状に新築現場が広がっている印象だが、需給のバランスからしても、そろそろひと段落しそうだ。条件のよい場所はすでに開発業者によって押さえられており、これ以上離れた場所では販売苦戦も予想される。

【東城 洋平】

 

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