2024年04月19日( 金 )

婚活のツヴァイ2018年2月期、営業損益段階から赤字へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

新規獲得で苦戦

 イオングループで婚活サイトや結婚相談事業などを手がける(株)ツヴァイ(本社:東京都中央区、縣厚伸代表)は16日、2018年2月期が増収増益となる当初予想から一転して、営業損益段階から赤字となる下方修正を発表。

 修正後は、売上高37億円、営業損失2億6,000万円、経常損失2億6,500万円、当期純損失2億6,000万円となる。

 同社によると、マリッジコンサルタントの人材確保および研修によるスキルアップが計画通りに進まず、上半期は首都圏エリアを中心に新規入会者の獲得に苦戦。下半期は、回復傾向にあるが、期首会員数の3万293名には達しない見込みという。

 また、「会員数減少に歯止めをかけるために8月以降から積極的に広告宣伝を実施した」ことで売上原価が増加。パーティー会場および2店舗(現在、全国55店舗)の閉鎖などリストラ策を講じたが、利益計画差が発生する見通しとなった。

【山下 康太】

 

関連記事