2024年04月20日( 土 )

20年ぶりの京都で梅の花を堪能

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 NetIB-NEWSを運営する(株)データ・マックスは、3月、インバウンドも含めて観光ビジネスで、さらなる賑わいを見せる京都へ視察旅行を実施しました。九州・福岡の経済ニュースを発信する記者の視点から見た観光都市「京都」の実像とは――。複数回のレポートでお伝えいたします。

 大阪の大学を出た私にとって、当時の京都は電車で15分ほどの身近な場所だった。当時は、田舎から遊びにきた両親や、新しくできた友人たちとよく出かけたものだ。今回の京都訪問はそれ以来、20年ぶりだ。

 地元の人や、大きなカバンを抱えた観光客などでごった返す駅ビルを抜け、烏丸口に出た。当時と変わらぬ光景に懐かしさを覚えた反面、JR京都駅前の変貌ぶりには驚いた。

 観光バスのガイドさんの説明に耳を傾けつつ、1件目の訪問地である「北野天満宮」に到着した。北野天満宮は全国約1万2,000社の天満宮、天神社の総本社であり、菅原道真公をご祭神として祀っている。
約2万坪の敷地には、梅を愛した菅原道真公ゆかりの梅の木50種、約1500本が植えられている。満開には少し早いが、それでも園内には紫やピンクの小さな花が咲き誇っていた。

 再び観光バスに乗ること30分、京都駅の南にある「城南宮」へ。説明を見ると、平安遷都の際に創建されてから1200年とある。ここでも園内に咲く紫やピンクの梅の花を満喫した。

 京都梅の名所めぐりツアーだったが、梅の魅力を堪能した半日となった。私が住む東京には湯島天神がある。京都を思い出しながら週末、訪問してみようと思う。

【藤田 勇一】

 

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