2024年04月24日( 水 )

プラリバ跡地に福岡初のブランドマンション「Brillia」誕生へ

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「Brillia Tower西新」外観イメージ図

 東京建物(株)(本社:東京都中央区、野村 均代表)が福岡市早良区の「西新エルモールプラリバ(以下、プラリバ)」跡地で進める「西新リボーンプロジェクト」。

 プラリバの解体後、その動向が注目されていた同プロジェクトだが、同社は3月12日、本格的に着工したことを発表した。計画されているのは「Brillia Tower西新」。同社のマンションブランド「Brillia Tower」の供給は、福岡では初となる。

 「Brillia Tower西新」は、プラリバ跡地に誕生する“九州初”の地下鉄駅直結の免震タワーマンション。同マンションと福岡市地下鉄空港線「西新駅」はエレベーターで直結されるため、入居者は天候を気にせず福岡の都心部「天神」・「博多」まで移動可能となる。

 建築物の概要はRC造(一部S造)地上40F(地下2F)建てで、延床面積約42,140m2の全306戸(事業協力者住戸20戸含む)。間取りは1LDK~4LDK。設計、施工ともに(株)竹中工務店(本社:大阪市中央区)が手がける。

 8階建てだったプラリバの既存躯体を再活用し、減築による4階建て(店舗数未定)の商業施設と、同敷地内に新たにタワーマンションを新設するという同プロジェクト。同一敷地内に共同住宅を増築するという建替えプロジェクトは前例がないことから、今後の再開発の手法としてモデルケースとなることも期待されている。
 なお、商業施設は2019年秋開業予定で計画が進められている。

西新の新たなランドマーク誕生に期待が高まる

【代 源太朗】

 

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