【九州大学】世界初。超高速「モード選択」光源を実現~AI・ビッグデータ解析のさらなる進展へ
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九州大学大学院総合理工学研究院、浜本貴一教授の研究グループが、超高速「モード選択」光源を世界で初めて実現した。
モード選択光源は、テラビット級(1ギガビットの1,000倍)の高速動作を1素子で実現する、新しい半導体レーザー。従来性能比10倍以上に相当するという。これによってIT機器内の信号伝送速度が飛躍的に向上することから、スーパーコンピュータ内の配線だけでなく、将来の高性能パソコンやスマートフォンなど小型IT機器内での活用も見込まれている。
スーパーコンピュータの配線速度は毎秒1テラビット超級になると予想されているため、配線速度の向上のために半導体レーザー光を用いた光配線技術が注目されていた。
実用化が進めば、8Kテレビなどの高解像度動画の送受信だけでなく、複雑な事象についてその場で解析・予測することが可能になるという。その場の状況や体調に合わせた食事メニューの提案、体調や病気の診断、運転中の事故・アクシデント回避など、日常生活レベルで未来を拓く発明だ。▼関連リンク
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