2024年03月29日( 金 )

イオン上峰店、来年2月末で閉店

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、柴田祐司社長)は、18日の取締役会で2019年2月末をもって、イオン上峰店(佐賀県三養基郡上峰町)を閉店することを決定した。

 同店は1995年3月、(株)マイカル九州が「上峰サティ」としてオープン。翌年には九州初のシネコンとなる映画館が誕生したことで話題となった。当時は、近隣に競合店がなかったこともあり、周辺の佐賀県鳥栖市、福岡県久留米市や大川市など広域から集客していた。

 だが、2000年以降は近隣に「ゆめタウン久留米」などの商業施設が開業し、苦戦を強いられた。07年8月には運営会社のマイカル九州がイオン九州に吸収合併され、イオン九州による運営となったが、10年2月末には施設の目玉であったシネコンが入場者の減少によって閉館するなど明るい話題に乏しかった。

 同社は「お客さまに期待されるサービス対応が十分にできないと判断し、閉店することにした」と、コメントしている。

【矢野 寛之】

 

関連キーワード

関連記事