2024年04月26日( 金 )

レオパレスの施工不良物件問題、特別損失は数億円規模

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 (株)レオパレス21が開発・販売した共同住宅「ゴールドネイル」・「ニューゴールドネイル」シリーズにおいて、確認通知図書(建築確認を受けた図面)と実際の施工内容が一部異なることが明らかとなり、対象物件数は全国で915棟にのぼると同社が発表したのが今年の4月27日。しかし、その後の対象物件の全棟調査の過程で、上記2シリーズ以外の6シリーズの物件に関して建築基準法違反の疑いがあることが発覚。これを受け、同社は5月29日、対象シリーズ以外のすべての物件を一斉調査すると発表、対象棟数は37,853棟におよぶことが明らかとなった。

 今回の件を受けて、同社は特別損失の計上を「数億円規模を見込んでおります」(同社広報担当者)とし、業績に与える影響は軽微としているが、「レオパレス」ブランドが被る損害は甚大だ。

【代 源太朗】

 

関連キーワード

関連記事