2024年04月19日( 金 )

激化の一途をたどる米中貿易戦争 報復の連鎖続く

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 トランプ大統領お得意のハッタリかと思われていた中国に対する大規模な制裁関税が、7月6日ついに発動した。340億ドル規模のハイテク製品に関税をかけたアメリカ側に対し、中国も即日、大豆や自動車にほぼ同額の関税をかけるという対抗措置に出た。さらに10日、アメリカは2,000億ドル相当の制裁関税対象リストを公開。中国がどう対抗するか、注目が集まっている。リストには水産物からレアアース、化学原料、木材、衣料品、工具、電気製品など幅広い品目が含まれている。米政府担当者は「2,000億ドルは、中国のアメリカへの輸出総額とほぼ等しい」と指摘した。
 加熱する貿易戦争は、両国の国内経済や国民生活のみならず、日本を始めとした米中両国と深い関係をもつ各国にも大きな影響を与えることが懸念されている。

 

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