2024年04月19日( 金 )

確かな実績とノウハウを生かし、真に豊かな住空間を提供し続ける(前)

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(株)タイヘイ

温かみをもった姿勢で顧客の信頼を勝ち取る

▲常設展示場「TAIHEI Intelligent Life Gallery」

 (株)タイヘイは1964年3月に伊藤友清氏が貸家および建築工事を目的とした伊藤組が始まり。69年5月にはたいへい不動産管理(株)として法人化。77年から参入したマンション事業は、自社オリジナル分譲マンション「サンライフ」シリーズが顧客から高い評価を得て、170棟・1万1000戸の供給実績を誇るブランドにまで成長した。80年7月にはグループ会社の泰平建設(株)を設立。88年12月に現商号に社名を変更、94年5月には福岡支店を開設し、「サングレート」シリーズの販売を開始。そして、2016年11月に泰平建設を合併した。現在は分譲マンションの「サンライフ」「サングレート」、注文住宅用地・建売住宅の「サンタウン」シリーズを提供するほか、賃貸マンションやテナント物件も取り扱っている。

 同社が手がけるマンションは、常に新しいライフステージの提案とこれまでのノウハウによる豊富な実績によって顧客に選ばれ続け、高い知名度を誇っている。また、安定した賃料収入が見込めることから収益性が高いことや、これまでの経営スタンスから大きく逸脱するような経営方針をとることはないため、堅実な財務内容を築き上げている。

 同社を地元・北九州でトップクラスのマンションメーカーへと押し上げたのは無理のない経営戦略と顧客の立場で物事を考える柔軟性だ。同社では安心と快適性を追求し、長期的に安心して暮らせる住まいの提供をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。設計では入念に地質調査から構造図面チェックを行い、細心の注意を払っている。施工では、耐震基準を十分にクリアする強度を確保するため地中梁配筋検査や各階梁・柱・スラブ配筋検査、スランプ・空気量検査などを行い、万全の状態で引き渡している。

 竣工・完成し、販売した後のアフターサービスも信頼を得ている要因の1つだ。「適切な管理なくして、快適な生活は営めない。将来の修繕計画が堅実でなくては安心できない」という思いから独自のアフターフォローを行っている。

 建物竣工1年目、2年目には定期検査を実施するが、それだけでは安心感は少ない。そこで豊富なマンション運営のノウハウをもつ専門スタッフが常に適正で無駄のない長期修繕計画を立て、顧客に提案。さらに実績ある管理会社が充実したセキュリティサービスを提供してくれるため、安心して長期スパンで任せられる。マンションは、将来必ず建物の修繕が必要になってくる。その時になってみて多額の修繕費を一気に払わなければならないといったような悩みを早い段階から気づかせてくれる。そういう温かみをもった企業姿勢が顧客に安心感と信頼感を与えているのだろう。

 北九州市小倉北区に位置する常設展示場「TAIHEI Intelligent Life Gallery」も顧客目線から生まれたものだ。顧客がマンションでの新しい暮らしをイメージしやすいように北九州市内の全マンション情報をとりそろえている。展示場内には住宅設備機器や省エネ・エコ設備なども設置しており、いつでも気軽に確認ができるようになっている。

(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:伊藤 俊樹
所在地:北九州市小倉北区片野4-20-3 泰平ビル3F
設 立:1969年5月
資本金:4,900万円
TEL:093-931-6626
URL:http://www.web-taihei.co.jp/

<プロフィール>
伊藤 俊樹(いとう・としき)

 1947年12月、北九州市小倉南区生まれ。70年、泰平建設(株)に入社。98年5月、代表取締役社長に就任。趣味はゴルフ、釣り。

(後)

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