2024年04月19日( 金 )

鳥貴族、増収減益~値上げや競争激化が客足に影響

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 鳥貴族は12日に2018年7月期の単独決算を発表した。当期純利益は前年同期比31.6%減の6億6,200万円。その要因として同社は、昨年10月より価格を280円(税抜)から298円(税抜)に値上げしたことや、競合他社の鶏業界への業態変更による競争の激化、天候不良やFIFAワールドカップの盛り上がりなどの影響で既存店の来店客数が5.7%減少したことが影響したとしている。

 売上高は前年同期比15.8%増の339億7,800万円で新規出店による店舗数増加が影響しているという。このほか営業利益は15.4%増の16億8,100万円、経常利益は13.1%増の16億1,300万円だった。

 19年7月期は売上高11.7%増の379億5,000万円、当期純利益は12.9%増の7億4700万円を見込んでいる。

関連記事