2024年04月19日( 金 )

【朗報】バナナ姫ルナ、北九州・門司港のために再起!

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バナナ姫ルナとは

▲井上さんがコスプレしたバナナ姫ルナ

 バナナの叩き売りは北九州・門司港が発祥の地とされている。より多くの人にそれを知ってもらうために「門司港バナナ」のPRキャラクターとして誕生したのが、「バナナ姫ルナ」だ。北九州市出身のイラストレーターしいたけ氏によって生み出され、その後、北九州市観光課職員の井上純子さんが観光PRの一環としてコスプレによる広報活動を実施。“コスプレ公務員”として全国から注目を集めた。

惜しまれつつ引退

 コスプレ公務員、バナナ姫ルナの知名度は北九州・門司港の名とともに向上。活動を始めた2016年次、門司港を訪れた観光客数は、全年次比15%増となる247万人を記録した(『北九州市観光動態調査(2016年次)』参照)。相応の結果を残し、そのキュートな見た目から小さなお友達から大きなお友達にまで、幅広い人気を博していたバナナ姫ルナだったが、18年3月、惜しまれつつ引退。“普通の公務員”として、地域に貢献する道を選択した。

バナナ姫ルナ復活

▲しいたけ氏の描いたバナナ姫ルナ

 しかし、引退から約半年が経過した今月7日、北九州・門司港で開かれた「門司港バナナ博物館2018」にお馴染みのバナナカラーの衣装と、バナナが先端に飾られた杖を手に、バナナ姫ルナがまさかの登場。
 バナナ姫ルナは会場に集まった人たちを前に、「北九州市に明るい話題を提供していきたいという思いと、(バナナ姫ルナを)必要としてくださる方がいらっしゃったということで、その気持ちに応えたいと強く思いましたので、このたび、市の職員としてではなく、個人の活動として再開することにしました」と復活を高らかに宣言。来場者からは大きな拍手と歓声が上がった。

 バナナ姫ルナの復活により、北九州・門司港にさらなる活況がもたらされることに期待したい。

【代 源太朗】

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