2024年04月19日( 金 )

都会で見つける「爽やかで癒される空間」(後)

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(株)ソワニエ

「福岡をつくる」若者たちに好立地・快適な住居提供でエール

ラフレシーサ博多南Ⅳ

 「ラフレシーサ」シリーズが好評を得る理由は、そのコンセプトや洗練されたデザインもさることながら、立地の良さも起因する。いずれの物件も、西鉄天神大牟田線やJRの各駅から、徒歩10分圏内と非常にアクセスの良い場所に存在しているのだ。たとえば、「ラフレシーサ博多駅南Ⅳ」は博多駅から徒歩約15分という立地に加え、Wi-Fi無料など、各種最新設備を導入。部屋のタイプも6種類あり、一人暮らし〜ファミリーまで、個人に適した住まいを選択できる。美しく、くつろげる空間に加え、快適で利便性の高いつくりが、その人気の秘訣だ。

 福岡市は政令都市のなかでも、とくに人口増加率が高いエリア。経済特区に指定されたことを受け、今後も企業の進出が進むと見られる。企業が増加すれば、そこで働く人ももちろん福岡に移住してくる。「ラフレシーサ」の主要なターゲット層は、こうした福岡に移住してくる人々だ。都市部からの進出企業の多くは、博多や天神近郊に事務所を構えることが多い。住居が職場から近いに越したことはない。「ラフレシーサ」が博多・天神の徒歩圏内、もしくはアクセスの良い場所にこだわる理由の1つもそこにある。「初めて福岡にやってきて、心機一転頑張ろうという思いに奮い立つ若者たち。熱意ある人々が一生懸命働いてくれるからこそ、福岡の街が活性化します。新しく、美しく、好立地な住居をできるだけ安価で提供することで、そんな若いサラリーマンと、その支えであるご家族を応援していきたいのです」(憲吾社長)。

利益よりもどう喜んでもらうかを考えた先に結果がある

 激しい競争下にありながら、両代表はライバルの存在を「さほど意識していない」と話す。「福岡市はここ数年、毎年1万人以上人口が増加しており、まだまだ需要に対し供給数が足りない状況です。それぞれの会社でターゲット層も異なります。我々はライバル企業がどう、ということではなく、入居者さまにより心地よく過ごしていただける空間を提供するにはどうしたらいいか、ということを1番に考えていたいのです」(憲二会長)。

 今後の同シリーズの展開プランも、常に憲二会長の頭のなかに描かれている。博多・天神近郊地という条件上、用地の買い上げは容易なことではない。また、銀行からの融資も不可欠だ。理想のマンションを竣工するための道筋は平坦ではない。それでも新しい「ラフレシーサ」をどのように役立てることができるか、入居者にどう過ごしてもらうかを考えていると、苦労もすべて楽しさに変わると憲二会長・憲吾社長は口をそろえる。

 単なる賃貸マンションとしてではなく、都会にあって、緑に囲まれて過ごすような癒しの場として供給を進めるソワニエ。

 福岡の街と人々に爽やかな風を吹きわたらせるため、親子2人三脚で明日へ向かう住居を築く。

(了)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:舛田 憲吾
所在地:福岡市中央区舞鶴3-1-30 祐徳ビル3F
設 立:1990年4月
資本金:1,000万円
TEL:092-722-1980
URL:http://soigner-f.co.jp

<プロフィール>
舛田 憲二(ますだ・けんじ)

 1936年3月生まれ。68年、マスダ不動産を設立。2009年、(株)ソワニエ代表取締役会長に就任。

<プロフィール>
舛田 憲吾(ますだ・けんご)

 1969年1月、福岡で生まれる。2006年に同社代表取締役社長に就任。

 

(前)

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