2024年04月24日( 水 )

サンライズパーク計画正式決定 8,400席の新アリーナ

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 2023年に佐賀県内で開催される国民スポーツ大会・全国障がい者スポーツ大会に向け、佐賀県総合運動場・総合体育館エリア一帯に整備する「SAGAサンライズパーク(仮称)」の施設計画が正式決定した。

 佐賀県陸上競技場南側に新設されるアリーナの収容規模は約8,400席で、佐賀市内では最大規模となる。スポーツはもちろん、コンサートなど多岐に渡る利用を見込んでいる。今までの収容規模約2,000人の佐賀市文化会館では不可能だったコンサートやBリーグなどの開催が可能となる。
新アリーナの延床面積は2万9,800m2。観戦者目線でイベント内容によってトイレの男女比率を変更できるようにするという。また、災害時の救援物質などの受入れや配送拠点としての機能も兼ね備える。

 県は「新アリーナを含むSAGAサンライズパークをスポーツやコンサートなどに利用し、他県の人たちとの交流が増えて地域の活性化につながれば」としている。

 既存施設の再整備などを含む総事業費は約370億円を見込む。アリーナは来年秋以降に着工予定で、パーク全体は22年9月までの完成を目指す。

サンライズパーク計画正式決定 8,400席の新アリーナ

【内山 義之】

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